
はい、大きいサイズのバスト切除の例もあります。 その場合、脂肪を吸引した上で乳腺切除、皮膚がだぶついて余りますので皮膚切除を行うというのがまず行われることです。 それでもだぶつきが気になれば修正手術を行う、という流れになります。
手術はもちろん静脈麻酔を用い、意識の無い状態で行います。
一番の問題は、インスリン依存性糖尿病のコントロールです。 手術中の血糖値のチェックが必要ですが、可能ならばまず大学病院などの総合病院で自費診療応需の施設を探し、 そういった内科とのチーム医療が可能な施設での手術を検討してみてください。
なお、糖尿病の合併は、あらゆる外科的治療のリスクになるのですが、 それでもコントロールさえついておれば合併症のリスクは、通常症例のレベルまで減少してきます。 一方、バストが大きいということは脂肪組織が厚いという事でもあり、 そうなりますと「脂肪壊死」「創離開」「脂肪塞栓」などのリスクは通常より高くなると考えなければなりません。
また、手術そのもののデメリットとしては、皮膚切開の傷跡が残ってしまう事です。 ですがこれは手術と言う治療の宿命ですので、ここをわかっていただいた上で手術をお受けいただいています。

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