中学生からずっと乳輪の化膿を繰り返しています。皮膚科でフォクスフォアダイス症と診断されました。乳腺でも見ていただきましたが乳がんの心配もありませんでした。
長期に渡って繰り返しているためか乳輪の大きさ、小さいポツポツがとても気になります。今は常に乳輪が赤みを帯び腫れぼったい状態です。一度レーザーで治療してもらいましたがまったく効果がありません。
根治手術、乳輪縮小を一緒にしてほしいのですが、どこにいったらいいのかわかりません。どうしたらいいのでしょうか。
ドクターからの回答
西田 真 医師
フォクスフォアダイス症は、アポクリン汗腺の閉塞により、丘疹および激烈な痒感を認めます。「症状・症候」から「診断」は比較的容易ですが、難治性です。一度レーザー治療してもすぐに治るものではありません。
根治手術はアポクリン汗腺を取り除くことです。しかし乳輪のアポクリン汗腺を取り除くことはできません。 そのため治療は、レーザー・内服薬・外用剤などになります。また当院ではフォックスフォアダイス症の治療を行っておりません。フォックスフォアダイス症の治療に関しては、お近くの皮膚科で相談をお願いします。
乳輪縮小術に関しては当院で治療可能です。まずは乳輪の状態を診察にいらっしゃってください。
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